第75期王将戦七番勝負の第1局が1月11・12日に静岡県掛川市で行われ、
藤井聡太王将が永瀬拓矢九段に137手で敗れた。
藤井王将は5連覇を目指すシリーズで初の黒星スタート。
タイトル戦の第1局黒星は約2年4カ月ぶり。
対局は永瀬九段の先手角換わり。
永瀬九段の研究が冴え、中盤以降主導権を握り続けた。
両者は元々研究パートナーだが、近年はタイトル戦での対決が増加。
昨年は3つの七番勝負で激戦を繰り広げ、藤井王将がいずれも防衛。
今局は永瀬九段が緩みのない指し回しで藤井王将を圧倒し、終盤力勝負でも上回った。
永瀬九段は「初戦勝利は初めて」と意欲を語り、
藤井王将は「苦しい将棋だった」と振り返りつつ次局への意気込みを示した。
シリーズは藤井王将の0勝1敗。
第2局は1月24・25日に京都・伏見稲荷大社で行われる予定。