第51期棋王戦五番勝負第2局が2月21日、金沢市「北國新聞会館」で行われ、
藤井聡太棋王が増田康宏八段に114手で勝利し、シリーズは1勝1敗のタイとなった。
対局は増田八段が矢倉を志向したが、藤井棋王が急戦を選択し、途中から相掛かり風の複雑な展開に。
増田八段が序盤で主導権を握ったものの、中盤以降リードを広げきれず、
角銀交換を機に藤井棋王が形勢を引き戻した。
終盤は藤井棋王が正確な指し回しで押し切り、シリーズ初勝利を挙げた。
藤井棋王は序盤の失敗を認めつつも、「苦しい中で決め手を与えないように頑張れた」と振り返った。
増田八段は「攻めが早すぎたかもしれない」と反省。
第3局は3月1日、新潟市「新潟グランドホテル」で行われる。
藤井棋王は同時進行の王将戦では永瀬拓矢九段に1勝3敗と苦しい状況で、
2つの防衛戦をどう戦うか注目が集まっている。