第75期王将戦七番勝負の最終局が3月25・26日に行われ、
永瀬拓矢九段は藤井聡太王将に89手で敗れ、シリーズ3勝4敗で王将奪取ならず。
永瀬九段は第4局終了時点で3勝1敗とリードし藤井王将を追い詰めたが、
その後藤井王将が巻き返し、最終局で決着。
最終局は角換わり。永瀬九段は後手番ながら積極的に仕掛け、
58手目では174分の大長考を行うなど、研究を離れた力勝負に。
2日目、永瀬陣のわずかな隙を藤井王将が的確に突き、
駒得を広げて優勢に。永瀬九段も粘り強く食らいついたが、最後は競り負けた。
永瀬九段はシリーズを振り返り、
「後手番の課題が浮き彫りになった」「またタイトル戦に出られるよう頑張りたい」とコメント。
両者のタイトル戦は今回で7回目。
永瀬九段はこれまでで最も藤井王将に迫り、
“打倒・藤井”に最も近づいた挑戦者として期待が高まっている。