第84期名人戦七番勝負の第1局が4月8・9日に行われ、藤井聡太名人が糸谷哲郎八段に136手で勝利し、シリーズ1勝目を挙げた。
糸谷八段は名人戦初登場で、1筋・9筋の端歩を突く異例の序盤を採用し力戦に持ち込んだが、藤井名人が中盤以降にペースを握り、終盤の粘りをしのいで勝ち切った。
藤井名人は「構想力が問われる難しい将棋だったが、良いスタートを切れた」とコメント。
糸谷八段は「端歩は象徴的な意味があり第1局で指したかった。苦しかったが燃焼できた」と振り返った。
この結果、藤井名人は名人4連覇へ向けて好発進。
一方の糸谷八段は、九段昇段まであと1勝に迫っており、第2局での巻き返しと昇段達成に注目が集まる。
第2局は4月25・26日に青森市で行われる。