第75期王将戦七番勝負・第5局が3月8〜9日に栃木県で行われ、1勝3敗でカド番だった藤井聡太王将が、挑戦者の永瀬拓矢九段に勝利した。
序盤は角換わりから相雁木へ。中盤で永瀬九段が意表の仕掛けで主導権を握ったが、藤井王将が猛攻をしのいで逆転勝ちを収めた。
七番勝負で1勝3敗からの逆転は歴史上わずか4例と極めて難しい状況だが、藤井王将はまず1つ差を縮めた。
第6局は3月18・19日に名古屋で開催。藤井王将が追いつくのか、永瀬九段が初タイトルを掴むのか注目される。
藤井王将は並行して行われている棋王戦でも1勝2敗と苦戦中で、本局の勝利が“ダブル防衛”への流れを変えるかが焦点。